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モーニングスターのETFカンファレンスに行ってきました

昨日(12/17)、モーニングスター主催の「ETFカンファレンス2012」に行ってきました。

海外ETFにフォーカスした無料セミナーでしたが、主催者によると参加者は約800人、ということでかなりの盛況でした。



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第一部はモーニングスターの朝倉社長の基調講演、第二部は海外ETF大手運用会社3社によるプレゼン、第三部はマネックス証券の広木隆氏、楽天証券の新井党氏を交えてのパネルディスカッションでした。

朝倉さんの新刊書籍を先着300名がもらえる!ということで行ったのですが、海外ETFは未経験なので、とても参考になりました。

セミナー主旨


本セミナーの主題を、第一部の朝倉さんの講演を中心に大ざっぱにまとめると、以下のとおりです。
第二部や第三部は、ETF運用会社の紹介や証券会社の販売面の内容も多かったので、かなりはしょっています。

・従来型の分散投資の限界
リーマンショック以降、先進国の低成長、超低金利が基調になっている上、(各資産間の)連動性が高まっている。
従来型の海外株式・海外債券・新興国株式・新興国債券といった各インデックスへの単純な分散投資では、昔のようなリターンはなかなか期待できない。

・今後の長期分散投資はどうあるべきか
従来の先進国株式や新興国株式インデックスをポートフォリオのコア資産にしつつも、プラスαの資産クラスを加えていく必要がある。

例としては・・・
・新興国株式でも、内需型の国別インデックスや小型株のインデックスを入れる
・海外債券の種類を多様化する(国債だけではなくハイイールド債など)
・株式や債券との相関が低くかつインフレにも強い「金」を加える

・低リターンだからこそコストが大事
昔のように期待リターンが5〜6%であれば、1%のコストでも許容できるかもしれないが、期待リターンが2〜3%の時代では、従来よりも一層コスト面を重視する必要がある。

・海外ETF活用の有効性
以上の点から、国内ETFや国内の投資信託よりも圧倒的に規模が大きく、低コストで、多種多様なインデックスや資産クラスに投資できる海外ETFはとても有効な商品。

ご一緒したkenzさんのブログにも、詳細がアップされています。
モーニングスター海外ETFセミナー 第1部基調講演のレポート

海外ETFを使った参考ポートフォリオ


具体的な海外ETFを使ったポートフォリオ例として、パネルディスカッションの中で、マネックス証券広木さんから紹介がありました。

基本ポートフォリオは、下図のとおり、株式70%(先進国50%、新興国20%)、債券30%(先進国20%、新興国10%)です。

※債券の割合が低めですが、現在は債券に異常なまでに資金流入が進んでおり(特にアメリカ)、今のタイミングでは、株式:債券=50:50にするのはむしろリスクが高すぎるとのコメントがありました。



具体的なETF商品の例としては下記です。


上記をベースにして、
・EFAの一部をIJR(米国小型株)、VWOの一部をEEMS(新興国小型株)とする
・JNK(ハイイールド債)、GSG(コモディティ)、IYR(米国不動産)を10%ずつ程度加える

といったアレンジ型のポートフォリオが提案されていました。

ちなみに、朝倉さんの書籍の中での基本ポートフォリオは、株式60:債券30:金(ゴールド)10で、株式と債券は先進国と新興国で50%ずつ保有する、というものです。

感想


朝倉さんのお話を直接お聞きするのは初めてでしたが、ステージの中央で、ジェスチャーを交えながらよどみなくプレゼンされており、非常に分かりやすかったです。

個人ポートフォリオについては、自分は金(ゴールド)を組み入れているものの、それ以外はただ一般的なインデックスを買っているだけです。もう少し相関の低い小型株や海外国債以外の債券インデックスなどを検討してみる余地はあります。

※ただし、資産クラス相互間の相関については、ここ数年の傾向が長期的に当てはまるかどうかは分かりません。
あまり投資対象を増やしたり、後追いで新たな周辺資産クラスを追加し過ぎるのも、コスト面でマイナス面もあり、あまり考えずにシンプルなポートフォリオに徹するのも一つだとは思っています。

第二部の運用会社3社(バンガード、ステート・ストリート(SPDR)、ブラックロック(iShares))の中では、バンガード・インベストメンツ・ジャパンの加藤社長の話が最も分かりやすく、親しみが持てました。

特に、運用会社としての外部株主がおらず、顧客であるファンド投資家が間接的に運用会社を所有している、というバンガードの会社としての成り立ちについては、インデックス系の投資家であれば基本かもしれませんが、私は初めて知りました。

海外ETFは、長期分散投資を目指している個人にとっては、商品ラインアップの多さもさることながら、やはり保有コストの低さ、規模と流動性、指数との連動性などの点で大きな魅力を感じます。

ただ、売買手数料や為替手数料などの取引コストの問題や、売った場合の税金などの手間といったデメリットもあり、この辺の話があればもっと良かったと思います。

もう少し、個別の商品やインデックスについても研究してみて、来年は具体的に、資産の一部を海外ETFにリレーするか考えたいです。

<関連記事>
海外ETFに何となく手が出ない理由

今回セミナーで頂いた朝倉さんの新刊です。
日本の投資信託の問題点や長期投資の基本的なことから、海外ETFの活用方法まで具体的に書いてあるので、初心者の方にもとてもおススメです。

低迷相場でも負けない資産運用の新セオリー
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コメント
朝倉さんのプレゼン面白かったのですが、最後駆け足だったのがもったいなかったです。あと30分ぐらいのばしてじっくり聴きたかった。
夢見る父さんさん、そうですね。販売促進のための無料イベントなので仕方ないのかもしれませんが、私ももっと聴きたかったです。
  • shimo
  • 2012/12/19 10:43 AM
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  • 2012/12/19 9:46 AM