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ユーロ建のMMFがまたもや繰上償還


Euro / HaPe_Gera


SBI証券で扱っているユーロ建の外貨建MMFが、2014年3月19日をもって繰上償還され、取扱いが終了します。

ノムラ・グローバル・セレクト・トラスト‐ユーロ・マネー・マーケット・ファンド 買付停止および繰上償還(予定)のお知らせ (PDF)

すでに上記MMFは新規買付が不可となっています。

(以下引用)
 ノムラ・グローバル・セレクト・トラスト‐ユーロ・マネー・マーケット・ファンドは、元本の確保と流動性の維持を図りつつ、短期金利の水準に沿った安定した収益を追求してまいりました。しかしながら、昨今のユーロ通貨を取り巻く短期金融市場においてはECB(欧州中央銀行)がゼロ金利政策を維持する見通しであるなど、引き続き極めて厳しい環境下にあり、長期的に元本の安全性に配慮しながら当ファンドの運用を維持することが難しい状況にあります。(中略)2014年2月7日(金)を目処に2014年3月19日(水)を償還予定日として当ファンドの償還手続きを開始することを決定する方針です。

(引用終わり)

ユーロ建のMMFは、ユーロ金利の低下で、昨年来大和、日興、ゴールドマンサックスの商品が立て続けに繰上償還され話題となりました。

(参考記事)相次ぐユーロ建てMMFの繰上償還 | 日経BPnet

それから1年以上、頑張って販売を継続していた野村のユーロ建MMFも、今回販売停止になり、残るのはみずほ証券の扱う商品のみのようです。

外貨建MMFは、外貨預金よりも為替手数料が低かったり、いつでも解約できるメリットがあり、2015年までは為替差益も非課税です。株式などのリスクを取らずに、為替のリターンを取りたい人には、外貨投資の選択肢が減って困る、という声もあるでしょう。

しかし、今回のユーロ建MMFの繰上償還の件に限らず、ある金融商品が売り止めになる事態は、投資家にとって将来の相場の方向性を予測するのに役立つ面もあります。

金融機関がある商品を販売開始する場合は、販売手数料や運用報酬が高く金融機関からみて「オイシイ」商品であったり、一時の資源国通貨をからめた商品のように、相場がまさにピークに達している局面で、「売りやすい」から発売する、というケースが少なくありません。投資家としては、選別する目が必要です。

一方、繰上償還など販売が終了する商品は、金融機関サイドとしては顧客のニーズが見込めない(=販売を続けても売り側ももうからない)と判断した商品です。ユーロ建MMFに置き換えてみれば、金融機関としては、「当面ユーロの金利は上がらない=ユーロ高にはならない」と考えているということになります。

であれば、買い手としては、素直に判断に従って、無理にユーロ投資の代替手段を探したりしない方がいいのかもしれません。

※自分はインデックス投資で、先進国株式や先進国債券のインデックス投信にユーロ建資産が一定割合組み込まれているので、ユーロ安になれば、円建ベースでみた評価額はその分下がります。

もう一方のメイン通貨である米ドルは、アメリカFRBの金融緩和縮小観測によって金利上昇の兆しが見え始めていて、ECBとの金融政策の違いが際立ってきています。

予測をしないのがインデックス投資家だろう!とのツッコミを承知の上で、ユーロ建MMFの相次ぐ販売停止は、本格的なユーロ安&ドル高局面の到来を伝えているのでは?と考えています。



       
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  • 2013/12/04 9:52 PM