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小規模企業共済の運用実績資料が送られてきた

小規模企業共済は、中小企業の役員や個人事業主などが加入でき、個人型確定拠出年金とならんで、強力な節税効果のある制度です。

私も加入しています。

(参考記事)小規模企業共済のメリット・デメリット(その1)

先日、中小企業基盤整備機構から、小規模企業共済の平成24年度の運用実績についての案内が送られてきました。




小規模企業共済資産の7割強は国内債券


小規模企業共済の運用資産額は8兆278億円と巨額です(H24年度末)。

この制度の目的は、自営業者などの退職金・老後資金を準備のための積立なので、価格変動リスクの低い国債中心の運用がされています。


(上記資料より抜粋)

特に、資産配分の7割以上を占める国内債券のうち、上のグラフの黄色の部分(68%)は満期保有予定となっていて、安全性重視となっています。

その他のリスク資産については、国内株式、外国株式、外国債券を合計しても15%程度にすぎず、株価や為替変動がリターンに与える影響は小さめです。

実際に、過去数年の平均リターンは、下記のとおり▲3%〜+5%程度の範囲に収まっています。


共済資産の平成24年度の運用利回りは4.56%


国債中心のポートフォリオである小規模企業共済とはいえ、昨年度は株高や円安の影響で、+4.56%という比較的高いリターンとなりました。

過去8年(H17〜H24年度)の平均リターンは+1.77%となっており、昨年の運用結果はかなり良い部類に入ります。

過去5年の運用利回りは下記の通りです。
・平成20年度 ▲2.88%(リーマンショック)
・平成21年度 +4.17%
・平成22年度 +0.87%
・平成23年度 +1.62%
・平成24年度 +4.56%

ちなみに、現在の小規模企業共済の共済金や解約金の額を設定するもととなる予定利率は1.0%に設定されています。(平成16年4月〜)

最近は公的年金の積立金を運用するGPIFが、株式や海外資産の割合を増やすといって話題になっていますが、小規模企業共済については資産配分の見直しはないようです。

小規模企業共済は、積立しながら節税できるのが最大のメリットですし、私としてもリターンの追求は個人の運用の方でカバーしているつもりです。
加入者一個人としては、無理して高いリターンを目指してもらわなくても、現状のまま国内債券中心のローリスクな運用を続けてもらえればそれでいいと思います。
(※小規模企業共済へ加入しているのが、個人の資産配分で国債に投資していない理由の一つです)


小規模企業共済は、最近はNISAや個人型確定拠出年金とセットで取り上げられることも増えてきました。加入資格のある方は、以下リンクに詳しい資料が載っているのでぜひ参考にしてください。

小規模企業共済>共済資産の運用 
「4 資産運用の状況」に掲載されています。

<関連記事>
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