-->

categories

profile

ブログ内検索

archives

recommend

others

ブログパーツUL5

中古マンションの沿線別値下がり率

中古マンション価格の経年減価率(築年の経過による値下がり率)について、興味深いレポートが出ていました。

中古マンション価格の経年減価率:鉄道沿線別比較(2013年 首都圏)【株式会社三井住友トラスト基礎研究所】

マンション選びのポイントの一つに、「将来値下がりしにくいエリアかどうか」という点があるでしょう。
とはいえ、それを見極めるのはそんなに簡単ではありません。

本レポートは、中古マンションの実際の取引価格データから、鉄道沿線ごとの経年減価率(値下がり率)を推計したものです。

ポイントを抜粋させて頂きます。

・経年減価率が最も小さかったのは、シングル・コンパクトタイプでは「東急東横線」ファミリータイプでは「都営新宿線」

・同一路線で比較すると、シングル・コンパクトの方が経年減価率が大きく、単身者やDINKSの方が物件の築年をより気にする傾向がある。

値下がり率の低い上位3路線は下記のとおりとなっています。

・シングル・コンパクト(〜50屐
 1位 東急東横線 
 2位 京王井の頭線 
 3位 東急田園都市線


・ファミリー(〜50屐
 1位 都営新宿線
 2位 東京メトロ東西線  
 3位 東京メトロ副都心線


※全て、その沿線の都内エリアです。
例えば、東横線でも神奈川や、都営新宿線でも千葉などは、別扱いとして集計されています。

シングル・コンパクト物件は、過去の同調査でも、東横線、井の頭線、田園都市線がほぼ固定で上位を独占しています。住宅地としてのイメージの良さや実際の価格水準からみても分かりやすい結果です。

一方、ファミリーの方は、年によりかなり順位の変動があり、過去6年の調査結果を見ると、他にも京急本線、西武新宿線&池袋線、京王線などが入り乱れています。主要路線を比較した場合、マクロデータ上は値下がり率に有意といえるほどの差が出ないようです。

また、ファミリー物件に限ると、ブランドイメージが高く、一見値下がり率も低いと思われる東横線や井の頭線あたりが、実際はそうでもないのは意外でした。
新築時の物件価格が高いだけに、築年経過に伴う価格下落率も相対的に大きいようです。

三井住友トラスト基礎研が、独自のモデルで集計したものとはいえ、国交省の不動産引価格情報に基づくもので、サンプル数も13万件以上と膨大なので、参考になる実証データではないでしょうか。

三井住友トラスト基礎研さんは、住信基礎研の時代から、不動産関係の面白い分析をちょくちょく出してくれるので役立ちます。

<関連記事>
賃貸マンションの築年と家賃との関係



       
コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック