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NISAの非課税枠が200万円以上に拡大?

今朝(5/31)の日経1面によると、NISAの非課税枠を拡大する案が検討されているそうです。

NISA非課税枠拡大、政府が検討 年200万円以上軸

記事によると、
・現行100万円の非課税枠を200万円以上に拡大する
または
・現行5年間の非課税期間を延長する

などの拡充を2016年にも実施すべく検討されているとのこと。

非課税投資枠が増えたり、非課税期間が延びるのはいいことですが、自分も含めて多くの人が求めている制度自体の「恒久化」については一言も触れられていません。

NISAは、あくまで所得税法の特例として、租税特別措置法の中で定めた時限措置なので、恒久化のハードルが高いのは分かります。
ただ、自分のように「恒久化されていないから使いにくい」と考えている人も(NISA口座保有者の中ではまだまだ一部かもしれませんが)いるのも事実です。

現在のNISA利用者の中心は、もともと株をやっていたような中高年層だと推定します。
※日本証券業協会調べのデータによると、3月末時点のNISA口座開設者の内訳は、60歳代以上が約61%、30代以下は約1割にしかすぎません。

若年層にまで広く普及させるには、長期投資と相性のいい制度(=恒久化)が最終的には不可欠になってくると考えます。


また、非課税枠の金額ですが、たしか、制度検討時に「金持ち優遇」という批判を避けるために、100万円×5年=500万円程度におさめた、という話をどこかで聞いた記憶があります。

もし非課税枠が年間200万円になる、あるいは非課税期間が10年間になると、200万円×5年=1,000万円、または100万円×10年=1,000万円、ということで現在から倍増することになりますが、1,000万ぐらいまでなら許される、という判断になったのでしょうかね。


なお、以上のNISAとは別に、投資関連の税制では、最近気になる動きが出ています。
政府税調、株式課税の強化検討 法人税引き下げの代替財源に(日経)

法人税減税による税収減の補てんとして、株式等の配当に対する増税を検討しているとのこと。
昨年まで配当に対する税率は約10%だったのが、今年から特例が終了して約20%の本則に戻ったばかりなので、さらに増税となると、NISAの拡充効果など打ち消すインパクトがありそうです。

かたや投資促進(というか株価維持?)のためにNISAを増強しつつ、一方で課税強化をする、というのはとてもチグハグです。

ただ、これが「配当に課税されるのがイヤなら税金のかからないNISAをどんどん使いなさい!」というお上の意思だとすると、あながちツジツマの合わない話でもないのかもしれません。



       
コメント
>又、非課税枠の金額ですが、たしか、制度検討時に「金持ち優遇」という批判を避けるために、100万円×5年=500万円程度におさめた、という話をどこかで聞いた記憶があります。

上記の制度設計の考えはまったくもう酷いです。多額の投資を行えば、その分損失もまた拡大するリスクがあることを忘れています。金融投資でも事業投資でもリスクをとった者が報われる可能性を持ちえるという大原則を忘れないでほしいものです。
WATANKOさん、こんばんは。
その通りだと思います。
リスクを取る人がいるからこそ、世間全体の景気も良くなるわけですし、批判される筋合いはないですよね。
リスクとリターンの考え方とか自己責任原則みたいなものが、日本に根付いていないと言ってしまえばそれまでかもしれませんが。
  • shimo
  • 2014/06/01 11:26 PM
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