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「チョクハンバトル 鎌倉VSセゾンVSひふみ」(その2)

前回に続き、「チョクハンバトル」の後半です。

前記事はこちら。
「チョクハンバトル 鎌倉VSセゾンVSひふみ」(その1)

●アベノミクス相場は辛い時期

2012年暮れからのアベノミクスは、各ファンドにとっても最も基準価額が上昇した局面でした。
しかし、アベノミクス以前の2012年5月31日=100として、約1年後の2013年5月22日(5.23ショック前)の各ファンドの基準価額は次のとおりで、実は3ファンド全てTOPIXに負けています。

ひふみ投信:176
セゾン資産形成の達人ファンド:168
結い2101:142
配当込TOPIX:181

ひふみ投信は、それ以前は中小成長株を比較的多く組み入れていましたが、この時期に大企業中心の銘柄構成に大きく入れ替え、TOPIXになんとか付いていくことを目指しました。結果的には、TOPIXにほぼ近いパフォーマンスとなっています。
※私個人は、当時ひふみプラスを保有していたものの、この方針転換があまりうれしくなかったので、その後全部売却しました。

一方、結い2101は、日経平均や大型株が強くなるのは分かっていたものの、鎌倉投信の運用方針と異なる銘柄入替は行わず、従来の方針を貫きました。
むしろ、投資先企業の業績指標よりも実際の株価が上ブレしたので、買われ過ぎと判断し、現金比率を高めました。

この時期も、ひふみ投信と結い2101の運用の違いがよく出ていると思います。

また、このように市場全体が一気に上昇する局面では、時価総額の大きい銘柄が相場をけん引するので、独自性が売りのアクティブファンドは指数に置いていかれがちな面があります。むしろ、インデックスファンドを黙って持っている方がベターということも分かります。

●3ファンドの最適ポートフォリオシミュレーション

最後に、おまけとして、3つのファンドを組み合わせてポートフォリオを作った場合のパフォーマンス例の紹介。

配布資料になかったので詳しくは載せませんが、各ファンドの特性がとてもよく出ていました。ざっくり言うと、リターン極大化を目指すならひふみ投信の割合を高く、リスク最小化を目指すなら結い2101の割合を高くするのがベストです(あくまで過去4年のパフォーマンスで見た場合。将来は分かりません。)

また、各ファンド間の相関係数が、過去4年と過去1年で、大きく変わるのも興味深かったです。たまたまかもしれませんが、過去1年では、結い2101と達人ファンドの相関係数が0.19と非常に低いのがなぜか?と話題になっていました。

●まとめ:3ファンドの共通点

以上のように、組入アセットや銘柄、現金比率など各ファンドの運用内容は異なるため、局面局面でのパフォーマンスには結構差が出ます。

しかし、これらの直販投信に共通する点として、お三方が言っていたのは、一般的な投資信託と違って、下がった時でも解約が少なく、逆に資金の流入が増えるので、長期投資にとって大事な「安いときに買う」ことができていることです。

10月中旬の株価下落時には、各社とも相当規模の入金があったそうです。
(私も結い2101をスポット買いしたぐらいですので、きっと同じような行動を取った人が多いのでしょう)

各社が投資家との直接コミュニケーションを重視しているのも、それによって資金流入が安定化し、ひいてはファンドの好パフォーマンスをもたらし、投資家に還元されるという好循環につながるからですね。
投資家向けセミナーをあちこちで開き、応援してくれるファンを作ることは、運用上も意味があります。

今回登場した3ファンドのうち、自分が保有しているのは鎌倉投信の結い2101のみですが、各ファンドの運用内容の違いはもちろん、直販投信ならではの強みも理解できてよかったです。



       
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