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「人気の資格ランキング」に流されない

日経新聞社と日経HRが、昨年の11月にビジネスパーソン対象に調査した「取得したい資格」のランキングが出ていました。

英語・「士業」で飛躍狙う 取得したいビジネス関連資格 本社など調査、TOEICが上位独占

トップ10は次のとおりでした。

1位 TOEIC 860点以上
2位 TOEIC 730点〜860点
3位 TOEIC 470点〜730点
4位 宅建
5位 日商簿記2級
6位 中小企業診断士
7位 社会保険労務士
8位 FP技能検定3級
9位 日商簿記3級
10位 行政書士

TOEICがスコア別にトップ3独占です。
TOEICはいまや当たり前のように会社で受けさせるので、「取得したい」というよりは「やらないといけない」という意味合いが強そうです。

一方、4位以下には、宅建、簿記、FP、社労士、行政書士、といったビジネス系・士業系資格が並びます。
宅建は、不動産業では必須なので、必要で取る人も多そうですが、それ以外の資格は、会社で必要だからというわけではなく、自主的に「取得したい」という人の意見を反映したランキングだと思います。

資格の規模や受験者数におおむね比例していますが、6位の診断士はその点からみると結構高いですね。
アンケートに回答しているのが「20代〜40代のビジネスパーソン」ということで、この層に根強い人気があるのが分かります。


ところで、このようなランキングは、資格選びの参考にはなりますが、注意点もあります。

それは、みんなが取得したいと思っている人気の資格を取ったからといって、必ずしも会社で評価されたり、資格を活用できるとは限らないということです。(不動産業での宅建など、業務に直結して資格手当などがある場合は別です)

管理人も、2位(TOIEC Bランク)、4位(宅建)、5位(簿記2級)、6位(中小企業診断士)など、過去に資格ばかり取ってきました。
その時々はそれなりに一生懸命勉強して取得したのですが、会社では全くといっていいほど評価されず、転職にも役立ちませんでした。

結局、このどれでもない不動産鑑定士試験にチャレンジして、それが今の仕事になりました。
鑑定士試験とそれまでに取った資格が根本的に違ったのは、資格の難易度もありますが、資格を目指す時点で、資格を取った後の目標(私の場合は独立開業)がハッキリしていたことだと思います。

資格の難易度にかかわらず、「何のためにその資格を取るのか」「その資格を取ってどうするのか」という目的意識は本当に大事です。それがないと、お金や時間をかけても「取っただけ」で履歴書のこやしになってしまいます。これは資格マニアだった自分の経験から言えます。

資格は受かるまでよりも、取った後の方が大事です。
新年で気持ち新たに、難関資格にチャレンジしよう!という方も多いと思いますが、勉強を始める前にじっくり考えてみてはいかがでしょうか。

(追記)以前も同じようなランキングがあったなと振り返ってみたら、全く同じことをブログで書いていました。大事だと思うことは何度書いてもOKだと思うので、2年前に書いた記事も載せておきます。

「新たに取得したい資格ランキング」by日経

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