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クラウドクレジットの個人投資家意見交換会

海外向けの投資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)事業を行っているクラウドクレジットさんの本社で、個人投資家との意見交換会に参加しました。

代表取締役の杉山智行さんはじめ各部門のメンバーの方々と、個人投資家サイドは、懇意にしているブロガーさんや、FX業界でかなり著名な方も参加。

maneoやクラウドバンクなど、いわゆるソーシャルレンディングは未経験なので、勉強になりました。

海外とつながるソーシャルレンディング投資|クラウドクレジット

クラウドクレジットは、2013年設立です。
現在は、ペルーの小口債務者向け債権回収ビジネスへのローンファンドや、ヨーロッパの消費者ローンファンドなどを提供しています。

現地へのローン債権をファンド化し、日本の投資家が匿名組合出資の形式で投資します。投資金額は3年程度、最低投資額は10万円から用意されています。
分配利回りは、ファンドにより5%台から15%程度までまちまちですが、10%前後のものが多いです。

・ソーシャルか経済性か
HPでは「その投資はただ資産を増やすだけではない」と、ソーシャルよりの雰囲気も感じますが、基本はハイイールドのローン債権に対する投資で、あくまでリターン追求を第一にしています。

もちろん、既存の金融サービスが届きにくい、ミッシング・ミドル層やスタートアップ層の資金ニーズに応えるという点では社会的意義はあります。

・なぜペルーなのか?
ペルーは、外資にオープン、信頼できるサービサー(債権回収会社)がいる、為替レートが比較的安定、新興国だが対外債務が少なめ・・・など、経済規模は大きくないものの投資環境に恵まれているとのこと。

「新興国」「資源国」というと、今の局面では、中国の需要減と米国利上げ懸念で全部ダメのように語られますが、個別にみる必要はあります。
なお、ペルー、エストニアに続いて、最近メキシコにも子会社を設立しました。

・ソーシャルレンディングの可能性
日本では、ソーシャルレンディングの知名度はまだ低いですが、欧米ではかなり普及しており、個人投資家だけでなく、機関投資家のオルタナティブ投資対象にもなっているとのこと。利回りがやや低め(4〜5%程度)でミドルリスクの事業者ローン型なども拡大していて、すそ野は広いです。

リーマンショック後の資本規制の厳格化で、銀行がハイリスクな融資をしにくくなり、その部分をカバーするソーシャルレンディングのプレゼンスが増しているそうです。その意味では、日本でも拡大余地があるでしょう。

・仕組みには要留意
日本と現地で複数の事業体が関わり、仕組みはやや複雑なので、出資したお金がどのような形で貸し付けられるのか、それぞれの段階でどんなリスクがあるのか、実際に投資する場合には十分に理解する必要があると思います。

・顧客層
ソーシャルレンディング投資が、どんな個人投資家にマッチするか?という話も出ました。

コツコツ分散投資やインデックス投資系の人が、上級ステップとしてアセットアロケーションのスパイスに利用することも想定しているようですが、リスクが高めの「ハイイールド」という切り口なので、どちらかというと外国株、FX、不動産など、積極的にリスクを取りに行く肉食系の投資家の方が相性がいいかもしれません。


グローバルに目を広げると、多様な資金ニーズに対応した、個人でも利用できるさまざまな金融商品があるなと刺激になりました。

代表の杉山智行さんはとてもフランクな方で、クラウドファンディング業界の裏話や、金融庁とのオフレコなやりとりなども聞けて面白かったです。

日本から世界への新しいお金の流れをつくろうとしているチャレンジには注目しています。
今後投資対象の国も広がりそうなので、継続して見ていきます。

声をかけてもらったクラウドクレジットのYさん、ありがとうございました!

(お知らせ)
よくお邪魔している「マネーの会」のセミナーで、11/14の回ににクラウドクレジットの杉山社長が登壇します。

投資型クラウドファンディングで日本と世界のお金の流れを変える!~クラウドクレジットの挑戦~


【関連記事】
NPO法人ARUN Seedの「ソーシャルインベストメントスクール」に行ってきました
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「ブレイクアウト・ネーションズ 大停滞を打ち破る新興諸国」(ルチル・シャルマ著)
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