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「ブラックロック・インパクト株式ファンド」を購入

ブラックロックが9月30日に新規設定した、先進国株式を主な投資対象とするインパクト投資ファンド、「ブラックロック・インパクト株式ファンド」を購入しました。

○インパクト投資とは?

ブラックロックのHPでは、
社会に影響(持続的な社会的インパクト)を与えることを目指す企業に着目し、同時に投資収益を追求する新しい投資の考え方です。」と定義されています。

社会課題を解決しつつ経済的利益も追求する投資というと、以前からSRI、ESGなど様々な考え方がありますが、社会的インパクト投資自体は、より新しい概念で、2013年のG8サミット以降、機関投資家に拡大しつつあります。

社会的によくない企業を除外するというネガティブな意味合いよりも、社会や環境に持続的なインパクトをもたらし、同時に利益を上げられる企業に積極的に投資するというポジティブな意味合いが強いようです。

ブラックロックHPより転載)


社会的課題解決と経済リターンの両立というテーマにはここ数年関心があって、自分なりに投資に反映しています。

国内株式クラスでは、投資可能な商品が比較的ありますが、外国株式クラスでは選択肢が少なく、今回のブラックロックのファンドは気になっていました。


○「ブラックロック・インパクト株式ファンド」の商品概要

投資対象:海外株式(先進国株式中心)
ベンチマークはありません。
決算:年1回
信託期間:無期限
為替ヘッジ:ヘッジなしと、限定ヘッジありの2コース
→ 私は「ヘッジなし」を選びました。
投資形態:ファンドオブファンズ
信託報酬:年0.95944%(税抜0.918%)程度
信託財産留保額:なし

ブラックロックの運用するファンド(BSF ブラックロック・インパクト・ワールド・エクイティ・ファンド)を主要投資対象とするファンド・オブ・ファンズ形式です。
海外株式のアクティブファンド、しかもFOFsにしては、信託報酬は1%を切るので、結構頑張っているのではないでしょうか。

また、販売会社がネット証券のみ(SBI証券、楽天証券、マネックス証券)なのも特徴です。
ノーロードで買えます。


○どのような運用か?

当ファンドの着目テーマは以下です。

「健康」・・・医療、感染症対策、健康管理
「環境」・・・テクノロジーと特許、環境政策、公害削減
「経営姿勢」・・・従業員満足度、ジェンダー政策

こういった分野で、ポジティブなインパクトを生み出せる企業を選定します。

具体的な銘柄選定プロセスです。(交付目論見書より転載)



当ファンドの特徴の一つは、ブラックロックの強みである、独自の計量モデルや「テキスト・マイニング」などビッグデータの活用です。このファンドも、クオンツなどの計量アクティブ運用を手がける「科学的アクティブ運用部門」が運用します。

※鎌倉投信の鎌田さんや新井さんが在籍していた、かつてのBGI(バークレイズ・グローバル・インベスターズ)の流れにある部門?でしょうかね。

25ヶ国、3,700社の候補銘柄群から、アナリストレポートやネット上の情報を含め、あらゆるテキストデータを分析して、企業の社会的インパクトを評価し、200〜800銘柄程度に絞り込みます。例えば医療分野であれば、WHOやNIH(米国立衛生研究所)など公的機関の情報も分析するとのこと。

この部分は素人的には難しいのですが、一番のポイントなのでもう少し詳しく知りたいところです。
「いい会社」選びと数式・データの世界がはたして相容れるのか?という点も興味があります。

実際には、銘柄数が数百社とかなり多いので、パフォーマンスは先進国株式インデックスと似てくるかもしれません。ヘルスケアがテーマの一つなので、製薬やバイオ等が多めに入ってくる可能性もあります。

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個人投資家向けに、社会的インパクト投資を前面に出した商品を、最大手のブラックロックが出してきたのは面白いと思います。
「リターン」の考え方が広くなってきていると感じます。

設定間もなく残高も少ないのですが、SBI証券でノーロードで買えるので、ほんの少額購入しました。
ネット証券のみの販売でニーズを開拓できるのか疑問?もありますが、今後純資産残高がどの程度増えるのか、どのような運用となるのか楽しみです。

(参考)
新ファンド 「ブラックロック・インパクト株式ファンド(愛称:ビッグ・インパクト)」 (ブラックロックのニュースリリース、PDF)

特別対談「ブラックロック・インパクト株式ファンド(愛称:ビッグ・インパクト)」| モーニングスター 特集
ブラックロックが日本初「インパクト投資」株式ファンドを9月に設定、平均下回る低コスト//モーニングスター

(一目均衡)ブラックロックの挑戦(日経有料会員記事)

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