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セゾン投信の「セゾン資産形成の達人ファンド スパークスを徹底分析!」(アジアマーケット編)

前記事に続きセゾン投信関連です。
スパークス・アジア・インベストメント・アドバイザーズとの共催セミナーに参加しました。

スパークスを徹底分析! 〜アジアマーケット編〜

同社は、セゾン資産形成の達人ファンドが組み入れている「スパークス・ワンアジア厳選投資ファンドS」を運用しています。スパークス・グループの一員で、香港に拠点があります。
社長の鈴木剛氏、FMのポー・チュン・フォン氏が来日しました。




●資産形成の達人ファンドの運用方針

イントロダクションは、セゾン中野さんから、達人Fの運用ポリシーのおさらい。

1.厳格な銘柄選別
2.企業の本質的な価値に注目
3.徹底的な逆張り

によって、安定的に価値を生み出せる企業を割安な価格で買って待つ運用です。

新興国全体が売り込まれている今は、まさにいい会社が割安に買える局面です。達人Fでも、「スパークス・ワンアジア」も含め、新興国への配分割合を積極的に増やして買い下がっています。




●アジアのポテンシャル

アジア地域(日本を除く)は、2020年には、世界人口の約6割、名目GDPの約3割に達する見込みで、GDPでは北米、欧州を追い越します。時価総額に占める割合も、2014年末では世界の約23%と、無視できない大きさで、各国の市場環境整備も進んでいます。

ただし、所得水準や人口構成では、先進国一歩手前から最貧国まで混在しています。アジアひとまとめ、ではなく、国ごとのステージの違いを理解するのが大切です。

以前読んだ本も同様の見解でした。
【関連記事】
「ブレイクアウト・ネーションズ 大停滞を打ち破る新興諸国」(ルチル・シャルマ著)


●スパークスのアジア株運用

・「ワンアジア」のコンセプト
スパークスでは、アジアを「ワンアジア」(ひとつの経済圏)として横断的にとらえます。FMのフォンさんも、国、セクターをまたいで調査分析をしています。ふつうのアジア株ファンドが、国別配分割合ありきで、国別のアナリスト、FMが別々に動くのと対照的です。

・「マクロはミクロの集積」
スパークスの運用の基本になる考え方。
マクロの経済や景気ではなく、ミクロ=個別企業を徹底的にリサーチします。株価全体の予測は難しくても、個々の企業であれば、丁寧に調査分析すれば本質的な価値を見出せると考えます。
また、よくあるアクティブファンドのように、時価総額が大きいというだけでは投資はしません。あくまで個々の企業の価値と株価の関係を見極めます。

・日本の運用経験を活かす
香港のスパークス・アジアは約20人体制で、アジア・太平洋の全ての国やセクターを100%カバーできるわけではありません。
そこで、日本での運用経験が活きる分野に重点を置いています。
例えば、成長に伴うともなう小売業の移り変わり(商店→スーパー→デパート→コンビニ→専門店・・・)などは、日本で経験済なので、アジア各国にも当てはめて考えやすいです。

アジアの投資機会を見出すキーワードとして、「中間所得層拡大」「都市化」「インフラの近代化」・・などが挙がりました。特に、「インフラ」「消費」に着目しているとのこと。




なお、2015年11月時点の「スパークス・ワンアジア厳選投資ファンドS」の組入上位銘柄は下記です(達人Fの第9期運用報告書より)。
香港上場の企業が多いです。48銘柄と絞り込まれています。(クリックで拡大)




そのほか、実は中国の話が多かったのですが、詳しくは省きます。
中国は今、投資から消費、輸出から内需、製造業からサービス業といった転換の過程に入っています。中国=全てダメ、という総悲観論になる必要は全くなく、変化の中で新しい投資機会がどんどん生まれていくとのこと。運用者の力量に期待、です。

スパークスのアクティブ運用の考え方、アジアや新興国を見るときのポイントが分かりやすかったです。
2時間半があっという間の濃いセミナーでした。

【関連記事】
セゾン投信のアライアンス・バーンスタイン徹底分析セミナー
「新興国の時代」は終わるのか(大和総研レポート)
世界各国の将来の人口ピラミッドが見られるサイト




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