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かものはしプロジェクトの「SUSU」クラウドファンディング成果報告会

8/27に、認定NPO法人かものはしプロジェクトのオフィスで、“SUSU”クラウドファンディングの成果報告会がありました。

かものはしプロジェクトの事業のひとつが、カンボジアの農村女性が働くコミュニティファクトリーの運営です。ファクトリーでは、現地のい草を使ったバッグや小物を作っています。今年2月には、新ブランド「SUSU」の直営店をシェムリアップに出店しました。



今回、クラウドファンディングのReadyforで、新ブランド「SUSU」の、オンラインストアや新商品づくりの資金を募りました。無事目標達成(475万円)したので、共同代表の青木健太さんが帰国し報告会の運びとなりました。
“SUSU”(スースー)はクメール語で「頑張れ」という意味です。

途上国発ブランド「SUSU」で、カンボジアで頑張る農村女性を応援

かものはしは、「子どもを売らせない世界をつくる」を目指し、児童買春目的の人身売買をなくすためカンボジアとインドで活動してきました。カンボジアでは、取締り強化や経済発展もあって、子どもが売られる問題は2010年代以降解決しつつあります。
なので、もともと、「売らせない」ための貧困解決のため始まったコミュニティファクトリー事業も、かものはしから独立し、別法人でやっていくと先日の総会で発表されたところです。

(関連記事)かものはしプロジェクト2016年総会に行ってきました




今回の報告会は、コミュニティファクトリー事業に特化していたので、活動の中味を詳しく聞けて理解が深まりました。

自分は、「ファクトリー」という言葉から、単に貧困層の農村女性に働く場所を与えるというイメージでいましたが違いました。
コミュニティファクトリーの役割は、単に縫製の技術など仕事を覚える工場というだけでなく、もっとトータルでベーシックな「ライフスキル」を身に付けてもらうことです。

ものづくりの仕事を通して、農村しか知らなかった彼女達が、ゆくゆく都市部に出て組織の中でも働けるような、読み書きも含む基本的なコミュニケーション能力や、問題解決能力を養成します。スクール in ビジネスとの表現のとおり、職場であると同時に教育研修施設っぽい場所です。

実際に、ファクトリーでの2年間のうち、8割は工場での作業、2割は研修トレーニングに充てられています。
ライフスキルトレーニングは、職業倫理、自己管理、問題解決、対人関係など6つのスキル、30項目の指標があり、一人ひとりの「社会で生きていくための」基本的な力を総合的に高めるカリキュラムになっています。ただ、それほど高度なものではなく、「時間を守る」「逃げない」など超基本的な項目もあります。

ファクトリーに入った時には30項目全くNGな女性が、2年後には積極的にリーダーシップを発揮したり、都市部に就職していったりするのを見るのが、前向きな力をもらえる瞬間だと、青木さんも言っていました。

コミュニティファクトリーは、託児所や給食での栄養改善教育など、安心して働ける環境づくりもしています。生活面のサポートによって、離職率も大きく減ったそうです。

今回のクラウドファンディングでのSUSUブランドの新商品開発の苦労話もありました。カンボジアでは生地は入手できても、バッグの金物やサンダルのゴムなどは品質のいいパーツがなく大変だそうです。

報告会では、カンボジアですでに販売されているトートバッグとサンダルの他に、ファクトリーの女性達が一生懸命作ってくれた新商品のサンプルも青木さんから紹介されました。まだ未公開なので載せられませんが、Readyforのリターンとして、トートバッグと一緒に頂ける予定です。

シェムリアップのSUSUのお店は、TripAdvisorのショッピングの口コミランキングも上位で、日本人や台湾人観光客を中心に売れています。日本のNOSIGNERがデザインに関わっていて、もし日本で販売したとしても十分売れそうです。

青木さんとコミュニティファクトリー事業は、2018年にもかものはしプロジェクトを離れますが、途上国の農村と都市をつなぎ、ものづくりを通した人づくりに貢献しているこの事業はとても意義があります。その後も応援していきたいですね。


【関連記事】
READYFORの国際協力トークイベント「VOYAGE TALK」に行ってきました

かものはしプロジェクトのボランティアデイに行ってきました



       
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