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NPO法人PIECES設立記念パーティに参加しました

10/19に目黒のImpact HUB Tokyoで開かれた、NPO法人PIECES(ピーシーズ)の設立記念パーティに参加してきました。
以前、ソーシャル・ファイナンス関係の研究会でご一緒した、理事の斎典道さんにお誘い頂きました。

PIECESの理念と事業活動の説明、ゲストとのトークセッションと参加者同士の交流の場でした。



◎PIECESの理念

NPO法人PIECESは、全ての子どもが尊厳を持って生きられる社会を目指して活動しています。

代表理事で児童精神科医である小澤いぶきさんは、虐待、貧困、不登校などつらい環境にある多くの子どもたちと関わる中で、社会から子どもを孤立させないための「サポートネットワーク」の不足を感じてきました。

日本では、子どもの問題に関わる行政側(児童相談所等)のキャパに限界が生じている一方、子どもやその親に対する地域や市民のサポートも不十分という構造的な問題があります。

そこで、どんな環境に生まれた子どもであっても、困難を乗り越え、豊かに生きていけるための新たなサポートネットワークを広げることをミッションに、賛同するメンバーが加わり、PIECESを立ち上げました。


◎コミュニティユースワーカー(CYW)事業

そのような理念を具体化するのが、PIECESの事業の中心となるコミュニティユースワーカー(CYW)事業です。理事の荒井佑介さんより、CYWの目的、活動内容を伺いました。

CYWは、様々な事情に苦しむ子どもや若者と、継続的に「つながり」をつくる支援の担い手です。2016年5月に開始され、CYW1期生となった一般の学生さんや社会人8名が、150人以上の子どもたちを支援しました。今後2期生の活動が始まります。今の主な活動エリアは、足立区、板橋区、豊島区などです。
子ども達の「生きる」に伴走する COMMUNITY YOUTH WORKER

CYWは、6ヶ月間の育成プログラムを通じ、子どもとの様々な活動に参加したり、専門家による研修を受けながら、苦しい環境下にある子ども達の伴走者として、子どもをサポートするとともに、社会や地域とのつながりを構築します。

CYWが子ども達と一緒に行うプログラムは多様です。
具体的には、勉強を教える、一緒にスポーツをするといった場から、料理教室、プログラミング教室、さらには10代ママ子育てサロン、など様々です。
定型的な支援ではなく、子ども一人ひとりのニーズに合わせたオーダーメイドなサポートを行っています。


◎フローレンス駒崎弘樹さん・スマートニュース望月優大さんとのトーク

活動紹介の後は、ゲストと小澤いぶきさんのトークでした。
ゲストは豪華で、認定NPOフローレンスの代表理事・駒崎弘樹さんと、スマートニュース株式会社でNPO支援も行っている望月優大さん。

時間が押し押しだったのが残念でしたが、PIECESを応援するお二人から、NPOのリアルな運営論も語られて興味深かったです。いくつかメモ。



<駒崎さん>
・医師などその道の専門家が、この分野に参入してくれるのはありがたいこと。フローレンスの保育士もCYWの1期生になっている。

・NPO法人は(当たり前だが)基本的に「受益者からお金をもらえない」。PIECESも、運営を持続可能にしていくことは今後大事な課題。

・企業寄付も積極的に受け入れた方がいい。社員のボランティアもセットで受け入れれば、寄付する企業側、NPO側両方にメリットがある。まず1社とモデルケースを作り、横展開していけばよい。

<望月さん>
・PIECESは、専門家が立ち上げたこと、また専門家同士が連携してネットワークを広げようとしているのが面白い。

・仕事でNPO支援をしているが、目の前の人を助ける、隣の身近な人に寄り添う、というのは実は簡単そうでとても難しいこと。コミュニティユースワーカーの仕組みは素晴らしい。

・(企業寄付などについて)企業側もNPOに対して何かしたいと思っているが、団体、人、どういう活動かわからなくて困っている。NPO側から企業に対してどんどん提案したり働きかけた方がいい。


懇親会では、CYWのサポートを受けた若者がマイクを取り、PIECESの支援を受けて人生が前向きに変わった、今は夢に向かって頑張っていると話してくれるコーナーもあり、会場を沸かせました。

多様な大人たちが、子どもをサポートするネットワークを網の目のように広げ、いろんな環境にある子どもを社会からこぼれ落ちさせず包摂していく、というPIECESの理念には共感します。

この分野では、児童養護施設での学習支援などを行っているNPO法人3keysのマンスリー会員になっていますが、子どもを取り巻く課題が多様化する中で、PIECESのような活動も社会にきっと求められると思います。また、「つながり」による子どもたちの包摂は、問題を未然に防ぐためにも大事です。
一方で、オーダーメイドのサポートであるがゆえに、事業をどう持続的に大きくしていくかは課題とも感じました。

11月にクラウドファンディングを計画しているそうです。できるところから少しずつ応援したいと思います。

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